ウミウ捕獲伝統技術 紹介映像

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ウミウ捕獲の歴史

1300年の歴史を有すると言われる「鵜飼」。
この鵜飼を支えるのが、茨城県日立市で引き継がれるウミウ捕獲の伝統技術です。
伊師浜でのウミウの捕獲は水戸藩群奉行が記した紀行文の中に記されており、その歴史は江戸時代まで遡ります。当時は鵜を食糧とし、捕獲した鵜を用いて「徒歩鵜漁(かちうりょう)」を行う等、様々な用途でウミウは活用されてきました。
なお、現在行われている全国の鵜飼地への供給は、交通網が発達した大正時代以降に行われるようになりました。

ウミウ捕獲伝統技術を受け継ぐ

ウミウの捕獲技術は、平成4年に日立市の無形民俗文化財に指定されました。
日本の伝統文化である鵜飼を支え、次の世代に守り受け継ぐため、
3名のウミウ捕獲技術保持者は日々尽力しています。

根本好勝

平成16年から平成23年まで、8年間の修行(捕獲技術習得者)を経て、平成24年から捕獲技術保持者として活躍しています。

大高敦弘

平成16年から平成23年まで、8年間の修行(捕獲技術習得者)を経て、平成24年から捕獲技術保持者として活躍しています。

柴田勝典

平成28年から令和2年まで、5年間の修行(捕獲技術習得者)を経て、令和3年から捕獲技術保持者として活躍しています。

ウミウ捕獲場

ウミウの捕獲は年2回、春季(4月~6月)と秋季(10月~12月)に行われています。ウミウの捕獲が行われていない時期(1~3月、7~9月)は、捕獲場を無料で一般公開しています。
日立市内にある伊師浜海岸は、日本の白砂青松100選のひとつに数えられ、白い砂浜から20mを超える断崖絶壁まで変化に富んだ海岸線が続きます。この断崖がウミウにとって、格好の休憩地点となります。
ウミウ捕獲は、この伊師浜海岸の断崖約15mの高さに設けられた鳥屋(とや)の中で行われます。
ここで捕獲したウミウは、全国12か所ある鵜飼地のうち、11か所へ供給しており、日立市は全国で唯一のウミウの捕獲・供給地となっています。

※丸太と菰(こも)で作られた小屋

公開時間:午前9時30分~午後2時
入館料:無料

※団体で観覧される場合は、あらかじめ予約が必要となります。

ウミウの捕獲方法

ウミウ捕獲は断崖に設置された、菰(こも)で覆った長さ約12メートル、幅約3メートルの鳥屋(とや)の中で行われます。
鳥屋の外側におとりのウミウを配置し、その姿に誘われた野生のウミウが羽を休めようと舞い降りたとき、捕獲技術保持者は「カギ棒」をウミウの足首まで伸ばし、上手く引っ掛かったところを一気に鳥屋の内側に引き込み捕獲します。

ウミウ捕獲の流れ

  • ①おとりの配置
    鳥屋の前におとりのウミウを配置し、野生のウミウを誘い込みます。

  • ②ウミウの飛来
    飛来したウミウの大きさ等を確認し、ウミウが飛び立たないうちに、捕獲技術保持者は、急ぎ鳥屋へ移動します。

  • ③捕獲
    ウミウに気づかれないよう、鳥屋の壁面と地面の間からカギ棒を伸ばし、ウミウを鳥屋の中に引き込みます。

  • ④各鵜飼地へ発送
    捕獲したウミウは獣医師によるワクチン接種、検査を実施した後、10日間以上の経過観察を経た上で各地へ送られます。また、ウミウを送る際に用いられる伝統の鵜かごの作成も捕獲技術保持者の大切な仕事です。

鵜のパラダイス観覧飼育舎

ウミウを間近に観察することができる飼育及び観覧施設です。
観覧用として飼育しているウミウのほか、捕獲したウミウの一時保管施設としても活用しています。施設内のウミウの世話も、ウミウ捕獲技術保持者が行います。

ウミウとは

ウミウとは、カツオドリ目ウ科に分類される渡り鳥で、全長84cm程の大きさです。全国で行われている鵜飼で用いられる鳥として知られています。
春には繁殖のために北へと向かい、秋には越冬のため南へと向かいます。

伊師浜海岸でのウミウ捕獲

日立市内にある伊師浜海岸は、日本の白砂青松100選のひとつに数えられ、白い砂浜から20mを超える断崖絶壁まで変化に富んだ海岸線が続きます。この断崖がウミウにとって、格好の休憩地点となります。
ウミウ捕獲は、この伊師浜海岸の断崖約15mの高さに設けられた鳥屋(丸太とコモで作られた小屋)の中で行われます。

鵜飼とは

1300年の歴史を有する、鵜を用いて鮎などの魚を捕る漁法の1つです。日本の鵜飼では、他の鵜よりも体が大きく潜水能力が高いウミウが活躍しています。
鵜飼は全国で行われており、その方法は、歩きながら紐をつけたウミウを操る「徒歩鵜飼(かちうかい)」と、船上から紐をつけたウミウを操る「つなぎ鵜飼」又は「舟鵜飼」と呼ばれる種類があり、全国11か所で特色ある鵜飼が行われています。

全国各地の鵜飼

01 岐阜県岐阜市

長良川 ぎふ長良川鵜飼

事業主体者

岐阜市(観覧船運航)

岐阜市湊町1-2

058-262-0104

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02 岐阜県関市

長良川 尾瀬鵜飼

事業主体者

関遊船株式会社(観覧予約)

岐阜県関市小瀬76番地3

0575-22-2506

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03 山梨県笛吹市

笛吹川 笛吹川石和鵜飼

事業主体者

笛吹市

山梨県笛吹市石和町市部777

055-261-2034

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04 京都府京都市

大堰川 嵐山の鵜飼

事業主体者

嵐山通船株式会社

京都府京都市左京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

075-861-0302

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05 広島県三次市

場洗川 三次の鵜飼

事業主体者

一般社団法人 三次観光推進機構

広島県三次市十日市南一丁目2-23 三次市交通観光センター

0824-63-9268

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06 山口県岩国市

錦川 錦帯橋のう飼

事業主体者

一般社団法人 岩国市観光協会 鵜飼事務所

山口県岩国市岩国一丁目4番34号(受託者)

0827-28-2877(受託者)

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07 福岡県朝倉市・うきは市

筑後川 筑後川鵜飼

事業主体者

原鶴温泉旅館協同組合

福岡県朝倉市杷木志波26-12

0946-62-0001

詳しくはこちら

08 大分県日田市

三隈川 日田の鵜飼

事業主体者

日田市 教育庁 文化財保護課 文化財管理係

大分県日田市田島2丁目6番1号

0973-24-7171

詳しくはこちら

09 愛媛県大洲市

肱川 大洲のうかい

事業主体者

大洲市観光協会

愛媛県大洲市大洲690番地1

0893-24-2664

詳しくはこちら

10 愛知県犬山市・岐阜県各務原市

木曽川 木曽川うかい

事業主体者

犬山市

愛知県犬山市大字犬山字東畑36番地

0568-44-0342

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11 京都府宇治市

宇治川 宇治川の鵜飼

事業主体者

宇治市観光協会

京都府宇治市宇治里尻5-9

0774-23-3353

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特定商取引法に基づく表記

法人名 一般社団法人日立市観光物産協会
所在地 茨城県日立市幸町一丁目1番2号
※こちらの住所での直接販売は行っておりません。当サイトよりオンラインでのお申し込みをお願いいたします。
電話番号 0294-24-7978
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メール kansan.hitachi@gmail.com
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運営統括責任者 専務理事 坂本 隆夫
追加手数料等の追加料金 電子チケットの受取メールの受信、電子チケット表示に係る通信費用はお客様負担となります。
交換及び返品(返金ポリシー) ご予約確定後のお客様都合によるご返金はいたしかねます。
ただし、悪天候(雨天・荒天)の際は徒歩鵜漁が中止になる場合がありますので、その際は一部金額をご返金いたします。
引渡時期 購入後、遅滞なく当該電子チケット表示用URLを登録済みアドレスへ電子メールにて送付いたします。
受付可能な決済手段 クレジットカードのみ
決済期間 即時決済
販売価格 商品毎に異なりますので、各商品紹介ページに記載の金額をご確認ください。